カクレオンの基本情報
ポケダンプレイヤーにとっては店長としてなじみ深いポケモン。モチーフ的にはゲッコウガ以上に変幻自在が似合います。全体的に習得技の技威力に恵まれませんが、意外にもあの親子を超える?猫不意使いです。
カクレオン
種族値
60 | 90 | 70 | 60 | 120 | 40 |
特性:へんしょく/へんげんじざい
タイプ:ノーマル
4倍 | |
---|---|
2倍 | かくとう |
等倍 | ノーマル/ほのお/みず/でんき/くさ/こおり/どく/じめん/ひこう/エスパー/むし/いわ/ドラゴン/あく/はがね/フェアリー |
1/2 | |
1/4 | |
無効 | ゴースト |
カクレオンの調整・技構成
特性 | へんげんじざい |
---|---|
性格 | いじっぱり(A↑C↓)orゆうかん(A↑S↓) |
持ち物 | いのちのたま |
努力値 | H188 A252 B68 |
努力値はAぶっぱ&球ダメージ最小調整&余りB。
余りをBに振っているのはテテフのサイコショックを低乱数に抑えるため。
技 | 備考 |
---|---|
ねこだまし | ふいうちと合わせて。 |
ふいうち | 特性によりタイプ一致。 |
シャドークロー | 火力は低いが一貫性は高い。 |
トリックルーム | 他の高火力先制技使いとの差別化点。 |
シャドークローの枠は自由枠。
命中不安ながらも高威力でフェアリーに刺さるアイアンテールや3色パンチなど選択肢は豊富です。
ダメージ計算
与ダメージ
ねこだまし
H4振りボルトロスに33.5~40.0%
無振りカプ・コケコに30.3~37.9%
無振りゲッコウガに37.4~43.5%
ふいうち
H4振りボルトロスに58.0~69.0%(確2)
無振りカプ・コケコに26.2~31.7%(確4)
無振りガッコウガ(悪半減時)に31.9~37.4%(85.8%の乱3)
無振りゲッコウガ(悪等倍時)に63.9~75.5%(確2)
※ゲッコウガがノーマル悪等倍のタイプになっていた場合、ねこだまし+ふいうちが通れば突破可能。
被ダメージ
※カプ系はフィールド補正込み
C特化カプ・テテフのサイコショック 85.5~101.8%(12.5%の乱1)
C特化カプ・テテフのサイコキネシス 68.5~81.1%(確2)
C振りカプ・コケコの10万ボルト 50.9~60.3%(確2)
C振りゲッコウガのハイドロポンプ 43.3~51.5%(7.8%の乱2)
カクレオンの考察・立ち回り
命の球カクレオンとメガガルーラの猫不意火力比べ
ポケモン名 | ねこだまし | ふいうち | 合計指数 |
---|---|---|---|
カクレオン(球) | 12168 | 21294 | 33462 |
メガガルーラ | 14550 | 16975 | 31525 |
※どちらもA特化で計算
変幻自在により猫だまし+不意打ちを双方タイプ一致で撃てるため、命の球補正と合わせて合計火力はあのメガガルーラを上回ります。
この物理先制技主体の動きは同特性であるゲッコウガとの差別化点にもなります。
なお、そのゲッコウガに対しては水技や氷技に対して後出し(変幻自在により悪タイプでなくなる)→ねこふいで突破の芽があります。(ゲッコウガ側の先制技や補助技の可能性により確実性はない)
トリックルームという個性
先制技を強みとしているポケモンにとって厄介なのがサイコフィールドを展開するカプ・テテフ。
しかしカクレオンはトリックルーム展開という選択肢も持っています。
今回の調整であれば、対面からなら強化アイテムのないテテフのサイコショックを12.5%の乱1、サイコキネシスなら確定で耐えてトリルを張れることが可能です。
変幻自在によりタイプ一致になるシャドークローでテテフを確定1発で突破できる点も優秀です。
ただし、こちらが悪タイプになっている状態ではムーンフォースで確定1を取られてしまうため、後ろに鋼を用意する、テテフ入りパーティに対して不用意に不意打ちを打たないなどの注意が必要です。
総評
一風変わった先制技使いでありトリル要員である面白いポケモン。
あのメガガルーラを超えるねこふいの火力と言うと聞こえは良いですが、環境トップの高速低耐久アタッカーは悪半減だったり(コケコ/ゲッコウガ)、先制技が効かなかったり(テテフ)、補助技の可能性があったり(ゲンガー)となかなか難しいです。
そんな時にもトリックルームという選択肢を持つことができるのはカクレオンの個性です。
無理にサイコショック意識してB振りせずに、高い特防を活かしてあげる方が強いような気も。
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