フロストロトムの種族値/特性/弱点
ロトム系統の中では影の薄いフロストロトム。攻撃面は非常に優秀であり、耐性も氷タイプとしてはなかなか優秀な方です。
フロストロトム
種族値
50 | 65 | 107 | 105 | 107 | 86 |
特性:ふゆう
タイプ:でんき/こおり
4倍 | |
---|---|
2倍 | ほのお/かくとう/じめん/いわ |
等倍 | ノーマル/みず/くさ/どく/エスパー/むし/ゴースト/ドラゴン/あく/はがね/フェアリー |
1/2 | でんき/こおり/ひこう |
1/4 | |
無効 |
※特性「ふゆう」により、じめん無効
フロストロトムの調整・技構成
特性 | ふゆう |
---|---|
性格 | ひかえめ(A↓C↑) |
持ち物 | コオリZ |
努力値 | H252 B60 C196 |
HBはメガボーマンダのすてみ2耐え、マンムーのがんせきふうじを10.5%の低乱数2。Cは11n。
持ち物はふぶきの火力と安定性を上げるコオリZ。HD特化カバルドンも確定で吹き飛びます。
技 | 備考 |
---|---|
ふぶき | 不安定な一致技1。Z技化で必中。 |
10まんボルト | 安定の一致技2。 |
ボルトチェンジ | 電気無効ポケモンはごく一部を除き呼びにくいため優秀。 |
めざめるパワー草 | マンムーやラグラージに。 |
電&氷を半減以下にするポケモンのうち、マンムー/ランターン/アズマオウへの有効打となるめざめるパワー草を採用。
サブウェポンの選択については考察にて。
ダメージ計算
与ダメージ
ふぶき(通常/Z技)
HD特化ラグラージに
32.3~38.1%/53.6~63.7%
HD特化メガボーマンダに
132.6~156.4%/219.8~261.3%
HD特化カバルドンに
70.6~83.7%/118.1~139.5%
H振りAガラガラに
30.5~35.9%/51.4~61.0%
10まんボルト
H振りカプ・レヒレに64.4~75.7%(確定2発)
H振りマリルリに81.1~96.6%(確定2発)
めざめるパワー草
無振りマンムーに50.8~60.5%(確定2発)
HD特化ラグラージに46.3~56.0%(69.9%の乱数2発)
※めざ草+Zふぶきで突破可能
被ダメージ
A特化霊獣ランドロスのストーンエッジ 77.7~91.7%(確定2発)
A特化マンムーのがんせきふうじ 43.3~52.2%(10.5%の乱数2発)
A特化メガボーマンダのすてみタックル 41.4~49.0%(確定3発)
A特化メガギャラドスのじしん 80.2~95.5%(確定2発)
A特化鉢巻マリルリのじゃれつく 80.8~95.5%(確定2発)
フロストロトムの考察・立ち回り
他のロトムとの差別化点
①一致氷技とふゆうにより対地面に優れた電気タイプ
②飛行半減/地面無効と一致氷技による対ボーマンダ性能
③めざパを氷以外のタイプにできる
これらがフロストロトムの強みです。
地面タイプへの高火力技を持つロトムにはウォッシュロトムとカットロトムが存在しますが
カットロトムは飛行等倍であり、対ボーマンダ性能において一歩劣ります。
ウォッシュロトムは対地面性能に優れ、めざ氷ならボーマンダにも対抗できるものの強化アイテム無しでは低乱数1とやや火力不足。
フロストロトムならHD特化のメガボーマンダさえ吹雪で確定1が取れ、相手が交代した場合もめざ氷とは比較にならない負荷を与えることができます。
サブウェポンの選択肢
電気タイプのサブウェポンとしてめざめるパワー氷が筆頭であるように、電/氷の範囲は非常に優秀です。
他の電気タイプがめざパで氷を選択する代わりに他のタイプのめざパを選択できるというのも強いところ。
一致技を半減以下に抑える相手は以下の通り
電氷半減:ジバコイル/トゲデマル/ヒートロトム/フロストロトム
電気無効氷半減:「ひらいしん」アズマオウ/「ひらいしん」Aガラガラ/「ひらいしん」トゲデマル/「ちくでん」ランターン/「あついしぼう」マンムー
電気氷無効:ヌケニン
また、等倍Zふぶき(威力277)>4倍めざパ(威力240)>等倍ふぶき/かみなり(威力165)>等倍10万ボルト(135)>2倍めざパ(120)となります。
これらを踏まえて、有力なサブウェポン候補は以下の通り。太字は電気無効の可能性があるポケモン。
サブウェポン候補 | 仮想敵 | 備考 |
---|---|---|
シャドーボール/あくのはどう | Aガラガラ、ヌケニン等 | Z技化可能。他の相手にも等倍で通りやすい |
たたりめ | Aガラガラ、ヌケニン等 | 状態異常の相手には2倍めざパ以上の火力。電磁波や鬼火と共に。 |
めざめるパワー草 | アズマオウ、ランターン、マンムー、水/地等 | 水地には等倍吹雪よりも高火力。電気無効の相手が多い。 |
めざめるパワー炎 | ジバコイル、トゲデマル、ヌケニン、炎4倍勢等 | 炎4倍勢への最大打点。ボルチェンが通る相手が多い。 |
めざめるパワー地 | ジバコイル、トゲデマル、Aガラガラ、ランターン | 一致技との補完に優れる。 |
めざめるパワー水 | ヒートロトム、Aガラガラ、マンムー、バクーダ | 雷と合わせて雨パに組み込むとより強力に。 |
めざめるパワー草の採用について
仮想敵であるボーマンダとよく組まれるステロ巻き要員への有効打になります。
ASマンムーをめざ草×2で、HD特化ラグラージをめざ草+Zふぶきで突破となります。
相手の持ち物や調整によっては2発で倒せませんが、ボーマンダの取り巻きに対して打点を持つことでボーマンダ入りの構築に対して出しやすくなります。
また、ステロ巻きではなく対電気としての役割を持つじわれ採用のチョッキマンムーはフロストロトムに打点がないことも多く、チョッキにより確定数をずらされてもめざ草連打で問題なく処理できます。
総評
他のフォルムのロトムに比べ影が薄いものの、氷タイプとしては比較的扱いやすい耐性の持ち主であり、氷が有効なメジャーポケモンも多数存在。
コオリZで吹雪の使いにくさを緩和できるようになったのは嬉しいところ。
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