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【ポケモンUSUM】鉢巻ギガイアスの育成論【物理アタッカー】

更新日:

ギガイアスの種族値/特性/弱点

第7世代ですなおこしを獲得し、じゅうりょくや大爆発による砂エース降臨に向けた場づくり能力の高さから砂始動要員としての役割を任されることの多いギガイアス。今回は砂パを前提としない、岩物理アタッカーとしてのギガイアスの考察です。

 

ギガイアス

種族値

85 135 130 60 80 25

特性:がんじょう/すなおこし/すなのちから

タイプ:いわ

4倍
2倍 みず/くさ/かくとう/じめん/はがね
等倍 でんき/こおり/エスパー/むし/いわ/ゴースト/ドラゴン/あく/フェアリー
1/2 ノーマル/ほのお/どく/ひこう
1/4
無効

 

ギガイアスの調整・技構成

特性 すなおこし
性格 ゆうかん(A↑S↓)
持ち物 こだわりハチマキ
努力値 H244 A196 B68

特性すなおこしにより、岩タイプとしてはバンギラスに次ぐ高耐久を得ることができます。

努力値はH振り+A11n調整+余りBです。メガボーマンダの捨て身+地震を確定で耐えます。

性格はゆうかん最遅にすることでナットレイやツンデツンデのジャイロボールのダメージを抑えることができます。いじっぱりで抜ける有用な相手もあまりいません。

鈍足ほど有利な天候の奪い合いですが、S20のコータスもS下降補正が多いためギガイアスを最遅にしても天候を奪えるかは怪しく、仮にコータスの後手をとって天候を奪ってもあくびやステロの仕事はされてしまうため微妙なところ。

 

備考
ストーンエッジ 命中以外は優秀な一致技。
ロックブラスト バンギラスとの差別化点。
じしん 安定のサブウェポン。
だいばくはつ 起点化回避や道連れ感覚で。

だいばくはつの枠はばかぢからと選択。ナットレイへの打点になります。

 

ダメージ計算

与ダメージ

ストーンエッジ

H振りメガボーマンダに110.8~131.6%(確1)

無振りカプ・コケコに110.3~130.3%(確1)

 

ロックブラスト(1発あたり)

H4振りミミッキュに32.0~38.9%

H振りオニゴーリに44.9~54.5%

H44振りビビヨンに149.0~178.8%

 

じしん

H振りヒードランに179.7~212.1%(確1)

H振りツンデツンデに116.6〜138%(確1)

無振りメガメタグロスに85.1~100.6%(6.2%の乱1)

 

だいばくはつ

無振りガブリアスに132.7~156.2%(確1)

無振りランドロス(威嚇込み)に103.6~121.9%(確1)

 

被ダメージ

※特殊技は砂補正込みで計算

A特化メガボーマンダのすてみタックル 28.7~34.5%(4.6%の乱3)

A特化メガボーマンダのじしん 53.4~63.8%(確2)

A特化霊獣ランドロスのじしん 79.5~95.2%(確2)

 

C振りカプ・コケコの10万ボルト 39.7~47.1%(確3)

C特化カプ・テテフのサイコキネシス 53.4~63.3%(確2)

C振りビビヨンのぼうふう 15.1~18.3%(乱6)

 

C振りオニゴーリのこおりのいぶき 23.5〜28.2%

A振りオニゴーリのじしん 33.5~39.7%

 

ギガイアスの考察・立ち回り

バンギラスとの差別化点

※バンギラス以外の岩タイプとは「すなおこし」による削り、タスキ潰し、高特殊耐久で差別化できています

特性「すなおこし」の岩アタッカーとしてはバンギラスの壁が厚いです。

高種族値、広い技範囲、メガシンカによる天候上書き、りゅうのまいによる抜き性能と超ハイスペックなポケモンです。

岩物理アタッカーとして考察する上でバンギラスとの比較は避けられません。

 

・差別化点1.弱点の少なさ

単タイプであるギガイアスはバンギラスと比べ耐性も少ないですが、弱点も少ないです。

これにより、いくつかの場面で確定数が変わります。

以下はその一例です。

ポケモン名 ギガイアス バンギラス メガバンギラス
ミミッキュ 専用Z技 確2 確1 乱1(68.8%)
メガゲンガー きあいだま 確2 確1 乱1(56.3%)
霊獣ボルトロス きあいだま 確2 確1 乱1(50%)
ウルガモス むしのさざめき 確3 確2 乱2(91.8%)

※防御側はH252振り、攻撃側はメガゲンガーのみ補正無C252振り、他は補正有全振りで計算

高火力で弱点を突かれても乱数で耐えるメガバンギラスのやばさが際立っているような…?

一応、火力は鉢巻ギガイアス>メガバンギラスです。

 

・差別化点2.ロックブラスト/だいばくはつの習得

攻撃技に関してはバンギラスの方がパンチ技や特殊技を豊富に覚え選択肢が多いのですが、ギガイアスにはタイプ一致の連続技という大きなセールスポイントがあります。

特に無対策だと一体で壊滅に追い込まれかねないオニゴーリへの有効打になる点は見逃せません。

砂嵐でたべのこしの回復を打ち消せる点と相まって、鈍足ポケモンながらも対オニゴーリ性能は高め。

現環境トップのミミッキュにも4発出れば砂ダメと合わせてほぼ突破可能です。

細かい所では特殊高耐久+飛行半減+ロックブラストによりビビヨンにハメられません。

 

また、自主退場技となるだいばくはつを覚える点も優秀。

今回のコンセプトは砂始動役ではなく重火力アタッカーですが、砂エースへのつなぎ、起点化回避、パーティで重いポケモンを無理やり持っていくなど動きに幅を持たせることができます。

 

総評

天候あってこその特殊耐久の為、天候特性持ちが相手パーティに見えた際は先発にするか後続に控えさせるかよく考える必要があります。

ドリュウズと並べた場合は相手に初手ギガイアスからの場作りを強く警戒させるため、挑発持ちやギガイアスを一撃で倒せるポケモン、だいばくはつを透かせるゴーストタイプの選出誘導が期待できます。

 

鉱物感たっぷりな見た目が好きなポケモンなので、第7世代のすなおこし習得により単体でも構築単位でもギガイアスの幅が広がったのは嬉しいです。

 

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