サナギラスの種族値/特性/弱点
ゴローニャの型を考えていたらたどり着いてしまった虫タイプじゃないサナギ。進化先のバンギラスと異なり岩/地タイプです。
サナギラス
種族値
70 | 84 | 70 | 65 | 70 | 51 |
特性:だっぴ
タイプ:いわ/じめん
4倍 | みず/くさ |
---|---|
2倍 | こおり/かくとう/じめん/はがね |
等倍 | エスパー/むし/ゴースト/ドラゴン/あく/フェアリー |
1/2 | ノーマル/ほのお/ひこう/いわ |
1/4 | どく |
無効 | でんき |
サナギラスの調整・技構成
特性 | だっぴ |
---|---|
性格 | ようき(C↓S↑) |
持ち物 | こだわりスカーフ |
努力値 | A252 D4 S252 |
特性はだっぴのみ。一応仮想敵であるサンダーの毒々を後出し時に受けてしまっても回復の芽があるのは悪くないです。
陽気最速スカーフで最速102族と同速です。意外と早いようなそうでもないような。B=Dの種族値の為、余りはDに振ることでダウンロード対策に。
技 | 備考 |
---|---|
ストーンエッジ | 一致技その1。奇襲で刈り取れるメジャーポケも複数。 |
じしん | 一致技その2。 |
いわなだれ | 怯みにかける場合や、エッジと確定数が変わらない相手に。 |
ばかぢから | 進化先であるバンギラスに決まると面白いかもしれない |
アイアンヘッドやげきりんも覚えますが、あまり撃ちたい相手がいません。
代わりにストーンエッジの外し事故の軽減、どうしようもないときに怯みを狙える岩雪崩を採用。がんせきふうじも選択肢。
その他、使った後は自分も引っ込む必要がありますが挑発やステルスロックも覚えます。
ダメージ計算
与ダメージ
ストーンエッジ
H4振りボルトロスに109.6~131.6%(確定1発)
HB特化サンダーに51.7~61.9%(確定2発)
H振りヒートロトムに77.7~92.9%(確定2発)
メガリザードンXに75.8~91.5%(確定2発)
じしん
H振りヒードランに123.2~147.4%(確定1発)
ばかぢから
無振りバンギラスに109.7~130.2%(確定1発)
いわなだれ
無振りメガリザードンYに151.6~183.0%(確定1発)
無振りメガリザードンXに58.8~70.5%(確定2発)
被ダメージ
無振りサンダーのめざめるパワー氷 51.0~60.6%(確定2発)
C特化霊獣ボルトロスのめざめるパワー氷 74.4~88.2%(確定2発)
C特化ヒートロトムのZオーバーヒート 71.7~84.8%(確定2発)
C特化メガリザードンYの晴れだいもんじ 81.3~96.5%(確定2発)
C特化メガリザードンYの晴れオーバーヒート 96.5~113.7%(75%の乱数1発)
A特化メガリザードンXのドラゴンクロー 89.6~106.2%(37.5%の乱数1発)
サナギラスの考察・立ち回り
元はといえばゴローニャを見ていて、ドサイドンより高いSを活かしてスカーフ型で奇襲できないか?と考えたのが始まり。
…最速スカーフゴローニャでは最速95族にも届かず、電気無効と一致岩技を活かせる相手の筆頭である霊獣ボルトロス(101族)に届かないとわかり頓挫。
岩/地タイプでもっと早いポケモンはおらんのか…
<呼んだか?
いた。素早さ種族値70は岩/地タイプ最速!これならスカーフを巻くことでボルトロスどころかカプ・コケコをも抜いて一致地震を叩き込める!
陽気イワークのストーンエッジ 無振りボルトロスに79.2~94.8%
陽気イワークのじしん 無振りカプ・コケコに71.7~86.8%
…A45のイワークに工夫なくアタッカーをさせてはならないことがわかりました。
どこかにスカーフが警戒されにくく、コケコ抜きとまではいかずとも霊獣ボルトロスを抜けて、かつ確定1発を取れる岩/地タイプのポケモンはいないのか…。
<呼んだな?
いた。名前も見た目もサナギでしんかのきせき持ってます感を醸し出しつつ、スカーフでぎりぎり霊獣ボルトロスを抜けるS、ストーンエッジで確定1発を取れるAを兼ね備えたサナギラス。
進化後のようにビームやパンチは習得できないものの、サナギの時点で(というかヨーギラスの時点で)一致技は揃っており優秀。
耐久は進化前ポケモンとしては高めであり、メガリザードンYの晴れだいもんじや電気タイプのめざ氷を1発耐えることが可能です。
同じ岩/地タイプのゴローニャやドサイドンとはSの高さ、イワークとはAの高さで差別化可能。
ただしイワークよりはずっとマシとはいえ、意地バンギラスの地震=陽気サナギラスの地震と火力は控えめ。
バンギラスとは電気無効の耐性で差別化できるものの、素で102族のガブリアスや、ランドロスを始めとした中速以上のスカーフ地面タイプの方が当然性能は高いです。火力も意地っ張り霊獣ランドロスのストーンエッジ>陽気サナギラスのストーンエッジであり、技範囲もかぶっているのでスペックでは到底適いません。
先述した通りサナギラスはしんかのきせきを匂わすため奇襲性能が高めである点がセールスポイントとなります。
…かなり苦しいのはわかっていますが、それでも格闘&草弱点も手伝ってボルトロスやリザードンがサナギラスと対面したとき、居座ってくれる可能性はランドロス等と比べれば高いはず。
相性不利を覆すためのスカーフ採用において、バレにくいというのは無視できない明確な強みだと思います。
総評
火力と耐久の物足りなさから電気技読みの後出しを余儀なくされたり、ストーンエッジの命中や岩雪崩の怯みにかけざるを得ないシーンもあるものの
ボルトロスやヒートロトム、サンダーといった環境上位の電気タイプとある程度戦えるため電気無効枠としてぎりぎり活躍の場はあると思います。くさむすびコケコが厳しいのは致命的ですが。
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