剣盾のポケモン育成論のブログ、縮めてポケログ!

ポケログ!

トリルアタッカー 【USUMシングル】単体考察 物理アタッカー こおりタイプ かくとうタイプ Zクリスタル

【ポケモンUSUM】カクトウZビルドケケンカニの育成論【トリルエース】

更新日:

ケケンカニの種族値/特性/弱点

氷物理1位の火力を有する蟹さん(スキンギガインパクト/大爆発等を除く)

攻撃面が優秀な反面、鈍足で多弱点というわかりやすい長所短所の持ち主。今回はその性質に倣ったトリルアタッカーとしての考察です。

ケケンカニ

種族値

97 132 77 62 67 43

特性:かいりきバサミ/てつのこぶし/いかりのつぼ

タイプ:かくとう/こおり

4倍
2倍 ほのお/かくとう/ひこう/エスパー/はがね/フェアリー
等倍 ノーマル/みず/でんき/くさ/どく/じめん/いわ/ゴースト/ドラゴン
1/2 こおり/むし/あく
1/4
無効

 

ケケンカニの調整・技構成

特性 てつのこぶし(orかいりきバサミ)
性格 ゆうかん(A↑S↓)
持ち物 カクトウZ
努力値 H4 B252 A252

特性はかいりきバサミと選択。メジャーな威嚇ポケモンには鉄の拳でも打ち勝てる場合が多いです。

今回は氷物理トップの火力を伸ばす鉄の拳で考察。

持ち物はカクトウZ。インファイトとビルドアップの2WAY使用が可能です。

B振りによってミミッキュのじゃれつく+かげうちを乱数で耐えます(相手がミミッキュZじゃないorZ技を温存した場合に活きる)

 

備考
アイスハンマー 専用技。トリル下ではSダウンもメリット。
インファイト Z技化でデメリット無し。
かみなりパンチorじしん 優秀なサブウェポン。
ビルドアップ Z技化でAをさらに1段階上昇。

専用技アイスハンマーの火力は氷物理トップ(スキン勢のギガインパクトや大爆発のような特殊なものを除く)

かみなりパンチは鉄の拳対象技で、一致技を半減以下にする水/妖を始めとする水複合への打点になります。

ギルガルドやAガラガラ等を重く見るなら地震に。

ビルドアップはZ技化することでA2段階、B1段階上昇の優秀な積み技になります。

 

ダメージ計算

与ダメージ

※確定2の相手はZビルド後なら確定1

アイスハンマー(鉄の拳補正込み)

H振りメガマンダ(威嚇込み)に120.7~144.5%(確1)

H振りカイリュー(マルスケ込)に119.1~142.4%(確1)

無振りカプ・テテフに99.3~117.9%(93.7%の乱1)

無振りメガリザYに90.8~107.8%(50%の乱1)

H振りテッカグヤに54.4~64.7%(確2)

 

インファイト(通常/Z技)

H振りヒードランに110.1~130.3%(確定1)

無振りメガメタグロスに

52.2~61.9%/81.9~97.4%

H振りメガクチート(威嚇込み)に

40.7~48.4%/63.6~75.1%

A+1で90.4~107.0%(43.7%の乱数1)

H振りメガハッサムに

48.0~57.6%/76.2~90.3%

 

かみなりパンチ(鉄の拳補正込み)

H振りギャラドス(威嚇込)に118.3%〜141.5%(確1)

H4振りメガギャラに42.1~50.2%(0.3%の乱2)

A+1の時93.5~111.1%(62.5%の乱1)

H252振りカプ・レヒレに57.6~68.9%(確2)

HB特化ドヒドイデに39.4~47.1%(確3)

 

じしん

H振りギルガルド(盾)に53.8~64.6%(確2)

H振りAガラガラに70.6~83.8%(確2)

 

被ダメージ

A特化鉢巻ハッサムのバレットパンチ 

91.3~108.6%(50%の乱1)

A特化メガハッサムのバレットパンチ 

67.0~80.9%(確定2)

 

ビルドアップ(B1段階上昇)後

陽気メガバシャーモのフレアドライブ 

86.7~101.7%(12.5%の乱数1)

※トリックルーム状態で対峙した際、まもるでトリルターン切れを狙う動きに対して積む等で起こりうるケース

 

ケケンカニの考察・立ち回り

鉄の拳or怪力バサミによる確定数の違い

鉄の拳が活きる例

アイスハンマーで無振りテテフが確2→93.7%の乱1

アイスハンマーor雷パンチで無振りメガリザYが確2→50%の乱1

A+2雷パンチでH振りレヒレに75%の乱1→確1

A+2アイスハンマーor雷パンチでH振りテッカグヤに50%の乱1→確1

 

かいりきバサミが活きる例

H4振りメガギャラに対して

A+1鉄の拳雷パンチで62.5%の乱1→A+2雷パンチで確定1

H振りメガクチートに対して

A+1インファイトで43.7%の乱1→A+2インファイトで確1

メガボーマンダやランドロスは威嚇を入れられようとアイスハンマーで確1。後続に止められにくい点ではかいりきバサミが優れます。

 

カクトウZに辿り着くまで

最初はサブウェポンに雷パンチ&地震を採用したフルアタで考察していました。

氷闘半減以下かつ電地等倍以下のポケモンはヌケニン/ユキメノコ/ウルガモスのみと範囲は素晴らしいのですが、カプ・レヒレやギルガルド、メガメタグロスを倒すにはステロ+命の珠でも届かない。

デンキZorジメンZなら特定のポケモンをメタれるためそちらに変更しようかと考えていた時、目に付いたのはカクトウZでした。

 

Zビルドアップの可能性

Zビルドアップの追加効果はA1段階上昇。

特殊のZめいそうは自身の能力変化のリセットといまいちな効果なのに対し、ビルドアップは中々有用な追加効果です。

元々の効果と合わせてA2段階B1段階上昇の積み技になり、剣の舞を覚えないケケンカニにとっては有り難い技。

立ち回りやターン数がシビアにはなりますが、置き土産などで積む隙を作ってもらいZビルドアップを積むことができれば突破力は大幅に上がる上、物理との殴り合いにも強くなります。

積むチャンスがなくともインファイトをZ技化する選択肢も持てるため、腐りにくいのもポイント。

 

総評

アームハンマーを覚えないのはなぜ。

甲殻類仲間でトリルエース適性もあるシザリガーと比べると耐性面や先制技において劣るものの、技範囲の優秀さはケケンカニが勝ります。

 

その他のポケモンの育成論一覧はこちら

こおりタイプの育成論一覧はこちら

かくとうタイプの育成論一覧はこちら

-トリルアタッカー, 【USUMシングル】単体考察, 物理アタッカー, こおりタイプ, かくとうタイプ, Zクリスタル
-, ,

Copyright© ポケログ! , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.