キュウコンの種族値/特性/弱点
ひでり持ちとしてはメガリザードンやコータスの陰に隠れがちなキュウコン。そんなキュウコンを活かすべく、スカーフで素早いキュウコンの育成論。
キュウコン
種族値
73 | 76 | 75 | 81 | 100 | 100 |
特性:もらいび/ひでり
タイプ:ほのお
4倍 | |
---|---|
2倍 | みず/じめん/いわ |
等倍 | ノーマル/でんき/どく/かくとう/ひこう/エスパー/ゴースト/ドラゴン/あく/ |
1/2 | ほのお/くさ/こおり/むし/はがね/フェアリー |
1/4 | |
無効 |
※特性「ひでり」の場合、晴れの時はみず等倍、ほのお0.75倍。
※特性「もらいび」の場合、炎無効
キュウコンの調整・技構成
特性 | ひでり |
---|---|
性格 | ひかえめ(C↑A↓) |
持ち物 | こだわりスカーフ |
努力値 | H52 B4 C228 D4 S220 |
他のひでり持ちと素早さで差別化するためのこだわりスカーフ。
Cは11nとなる数値のうち最大、Sはスカーフ準速95族(カプ・テテフ等)抜き。余りをHBDに。
技 | 備考 |
---|---|
オーバーヒート | 最大火力。 |
かえんほうしゃ | 連発したい時に。 |
ソーラービーム | 対岩、水。 |
めざめるパワー氷 | 4倍狙いですが火力不足。 |
ダメージ計算
与ダメージ
※炎技は晴れ補正込みで計算
オーバーヒート
無振りカプ・コケコ 115.8~136.5%(確1)
無振りメガゲンガー 102.2~120.7%(確1)
かえんほうしゃ
HD特化ナットレイ 132.5~159.1%(確1)
無振りカプ・テテフ 55.8~66.2%(確2)
ソーラービーム
無振りゲッコウガ 96.5~114.2%(75%の乱1)
H振りカプ・レヒレ 49.7~58.7%(98.4%の乱2)
めざめるパワー氷
無振りガブリアス 67.7~80.8%(確2)
無振りメガボーマンダ 70.5~84.7%(確2)
無振りランドロス 80.4~95.1%(確2)
被ダメージ
※水技は晴補正込みで計算
C特化カプ・テテフのサイコショック 91.6~108.3%(50%の乱1)
C特化カプ・テテフのサイコキネシス 81.9~96.7%(確2)
C特化カプ・コケコの10万ボルト 65.8~78.0%(確2)
C特化カプ・レヒレのZハイドロポンプ 89.0~105.8%(37.5%の乱1)
C252ゲッコウガのZハイドロカノン 92.9~109.6%(56.2%の乱1)
C252メガゲンガーのシャドーボール 54.1~63.8%(確2)
キュウコンの考察・立ち回り
スカーフキュウコンにたどり着くまで
スカーフアタッカーの考察が始まり。
①準速テテフよりも速く、対面からスカーフテテフに勝ちの芽がある
②カプ・コケコやメガゲンガーを毒/地面技以外で確1を取れる
これら2点の条件を満たすポケモンを探してみました。
毒/地面技以外でという条件をつけたのは相手に透かされにくいタイプの攻撃で確定を取りたかったため。
そして、これらの条件を満たすポケモンとして白羽の矢が立ったのがキュウコン。
紙耐久なイメージのあるコケコ/ゲンガーですが、火力アイテム無し&弱点を突かずに確定1発で倒すとなると意外と難しく、それらに等倍で確定1を取れるキュウコンの優秀さが光ります。
スカーフ持ちカプ・テテフはキュウコンに対してサイコキネシス確2、サイコショックは50%の乱1、こちらのかえんほうしゃで確定2と、確実性はないものの突破の芽があります。
他のひでり持ちとの差別化
メガリザードン、コータスとの差別化には悪だくみやパワースワップといった技を搭載するのも一つのやり方ですが、今回はスカーフを持たせることで高速アタッカーとして差別化します。
コータスの鈍足は言わずもがな。メガリザードンはキュウコンと同じS100族ですが持ち物メガストーンで固定の為、素早さを上げるには竜の舞やニトロチャージが必要になります。
場に出たターンから環境に多い高速アタッカーを抜け、それらを確定1~2発に収めることができるのはキュウコンの強みです。
総評
スカーフアタッカーとしては火力、素早さ共に高水準。
しかし、その火力は晴れあってのものなので天候を奪われたり、炎技の通らない相手には一気に動きづらくなるというわかりやすい弱点も抱えています。
パーティで雨や砂、ドラゴンあたりへのフォローをしてあげたいところです。
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