オムスターの種族値/特性/弱点
雨パのエースとして一定の評価を受けているオムスター。第7世代ではくだけるよろいの強化により、雨に拘らない運用がしやすくなりました。
オムスター
種族値
70 | 60 | 125 | 115 | 70 | 55 |
特性:すいすい/シェルアーマー/くだけるよろい
タイプ:いわ/みず
4倍 | くさ |
---|---|
2倍 | でんき/かくとう/じめん |
等倍 | みず/エスパー/むし/いわ/ゴースト/ドラゴン/あく/はがね/フェアリー |
1/2 | ノーマル/こおり/どく/ひこう |
1/4 | ほのお |
無効 |
オムスターの調整・技構成
特性 | くだけるよろい |
---|---|
性格 | おくびょう(S↑A↓) |
持ち物 | シュカのみ |
努力値 | B4 C252 S252 |
特性は今回の肝であるくだけるよろい。物理技を受けるとBが一段階下がり、Sが2段階上昇します。
持ち物のシュカの実は対面から殻を破れる範囲の拡大に貢献する他、ガブリアスの岩石封じ+B下降状態での地震を乱数で耐えることができるようになります(タスキガブにも岩石封じ読みの後出しから勝ちの芽が生まれる)
また、下手な一致技よりもシュカ込み地震の方がダメージが小さいことも多く、地震を誘った方がいい場面も少なくありません(メガボーマンダのスキンすてみ>シュカ込み地震、メガリザXのドラゴンクロー>シュカ込み地震)
反面、後出し時に剣舞を積まれるような場面ではふうせんの方が有用です。
また、抜き性能を高めるZクリスタルも候補です。
技 | 備考 |
---|---|
ハイドロポンプ | 最大打点。 |
れいとうビーム | 4倍勢の物理技に繰り出して急襲。 |
げんしのちから | 対リザードン等。一致技ですが威力はサブウェポン並。 |
からをやぶる | 全抜きが狙えそうな場面で。 |
ダメージ計算
与ダメージ
ハイドロポンプ
無振りウルガモスに105.0~123.7%(確1)
H振りランドロスに105.1~125.5%(確1)
れいとうビーム
無振りガブリアスに118.0~139.8%(確1)
H振りランドロスに116.3~138.7%(確1)
無振りメガボーマンダに122.3~145.8%(確1)
げんしのちから
無振りウルガモスに115.0~137.5%(確1)
無振りメガリザードンYに109.8~133.3%(確1)
無振りメガリザードンXに70.5~83.6%(確2)
被ダメージ
※地面技はシュカのみがある状態なら半減
A特化メガボーマンダのすてみタックル 41.3~48.9%(確3)
A特化メガボーマンダのじしん 77.2~92.4%(確2)
A振りガブリアスのじしん 96.5~115.8%(81.2%の乱1)
A振りガブリアスのがんせきふうじ 19.3~23.4%
C特化ヒードランのだいちのちから 104.8~124.1%(確1)
C特化ボルトロスのボルトチェンジ 129.6~154.4%(確1)
オムスターの考察・立ち回り
第7世代でくだけるよろいのS上昇が2段階上昇になり、雨要らずでサイクルに参加できるようになったオムスター。
恰好の獲物となるファイアローが弱体化したのはオムスターにとって残念なことですが、メガボーマンダをはじめ氷4倍勢は今世代も多いです。
基本的な立ち回り
上を取れさえすれば有利な相手の物理技に繰り出してくだけるよろい発動→上から制圧の動きを狙います。
また、今回の育成論ではシュカのみを持たせているため地面技持ちに対して殻を破る機会もある程度あり、タスキ殻を破る型とのハイブリット的な運用が可能です(中途半端ともいう)
サイクル回しをする都合上相方の選定が重要で、相性補完に優れた並びであればそれだけ砕ける鎧の発動も狙いやすくなります。
相性補完に優れた相方の例
補完に優れた相方の例として3体ほど。
カプ・ブルル
鋼技以外のお互いの弱点をカバーし合います。
グラスフィールドとオムスターの相性も優れています。
鋼技は一貫してしまいますが、低下力の物理鋼技ならオムスターの後出しは十分可能です。
ブルルと組むならグラスフィールドがシュカ代わりになることも含め、オムスターの持ち物は対鋼性能を上げるためにミズZの優先度が高くなりそうです。
クワガノン
岩技以外のお互いの弱点をカバーし合います。
岩技は物理技が多く、さらに環境で見かける岩タイプはバンギラス程度。
不一致岩技程度ならむしろオムスターの砕ける鎧の絶好の起点となります。
クワガノンもオムスターも特殊耐久が脆いのは気になるところ。
霊獣ボルトロス
岩技以外のお互いの弱点をカバーします。
電気を無効化できる点で他の組み合わせと一線を画します。
悪巧みによる爆発力もあるため、積みサイクル的な要素を持たせることも可能です。
耐性は優秀ですが、耐久は薄めです。
総評
くだけるよろいにより雨要らずの運用がしやすくなったオムスター。
第7世代の新要素のグラスフィールドやサイコフィールドとの相性も悪くなく、活躍の場は広がっているように思います。
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