目次
インターネット大会「シンプルシンフォニー」の概要
■対象ゲームソフト
『ポケットモンスター ウルトラサン』『ポケットモンスター ウルトラムーン』
■エントリー期間
2019年1月17日(木)14:00~25日(金)8:59
■開催期間
2019年1月25日(金)9:00~28日(月)8:59
■ランキング結果発表
2019年2月上旬予定
■対戦ルール
【バトル形式】シングルバトル
【使用できるポケモン】タイプが1つだけのポケモン(伝説・幻のポケモン除く)
【どうぐについて】この大会では、ポケモンに各種「メガストーン」を持たせることができません。
通常レートのトップメタのほとんどが参加できないルール
【使用できるポケモン】タイプが1つだけのポケモン(伝説・幻のポケモン除く)
【どうぐについて】この大会では、ポケモンに各種「メガストーン」を持たせることができません。
これらのルールにより、通常環境で使用率の高いポケモンの多くが使用不可能になります。
例えばシーズン12のトップ30に入っている単タイプかつ非メガシンカのポケモンはカバルドン、ポリゴン2の2種のみ。
この大会の開催を受け、当ブログのカテゴリーに単タイプを追加作成。
また、ダルマモード発動時に複合タイプになってしまう関係からヒヒダルマは参加不可能なようです。
進化前のダルマッカは夢特性が精神力のため参加可能であり、思わぬ形で物理炎1位の座に君臨することになりました。
シンプルシンフォニーのタイプ事情
数の多いノーマル/水/エスパーに対し
飛行タイプ:トルネロス
鋼タイプ:レジスチル/ギギギアル/(ギギアル)
ドラゴンタイプ:クリムガン/オノノクス/ヌメルゴン/(ハクリュー)
と候補が非常に少ないタイプも。特に鋼タイプの選択肢が少ないことがパーティ構築にどのような影響を与えるかはポイントになりそうです。
また、地面を透かせる飛行タイプがトルネロスしかいませんが、特性ふゆうのポケモンはエスパーを筆頭にそこそこいます。
ノーマルタイプのポケモンにとって、通常レートでよく見かける鋼/岩/ゴーストが軒並み使用できなくなっているのは追い風か。
シンプルシンフォニーでの各種パーティ・組み合わせ
1.クレセジャロゴーリ(クレセリア+ジャローダ+オニゴーリ)
通常レートでも使用される組み合わせをそのまま使えてしまいます。
また、単タイプしかいないということは草技を4分の1で受けることができないということであり、ジャローダの攻撃性能が上がっているのもポイント。
彼らの流行り具合によっては特性そうしょくや音技持ちの価値が上がりそうです。
2.雨パーティ
あめふらし:ニョロトノ
すいすい:ゴルダック/サクラビス/アズマオウ/ツンベアー
そうしょく:ヌメルゴン/ゼブライカ/ゴーゴート/ミルタンクなど
電気無効:アズマオウ/ライチュウ/エレキブルなど
一致暴風:トルネロス
単タイプでも層の厚い水ポケモンたちに加え、弱点をカバーするポケモンにも雨と相性のいいポケモンが多数。
また、水氷の範囲を受けられるポケモンが水タイプしかいないため、めざパは草or電で確定か。
3.砂パーティ
すなおこし:カバルドン/ギガイアス
すなかき:サンドパン/ルガルガン/ムーランド
砂始動要員が2体とも非常に優秀。
カバルドンの強さは通常環境が示す通り。
ギガイアスも元々優秀なポケモンですが、この環境では貴重なノーマル耐性を持ち、一致ロクブラによりある程度の対オニゴーリ性能を持つ点が光ります。
サンドパンは地震/岩技/シザークロスの構成でシビルドン/マタドガス/ムウマージ以外に一致等倍以上orサブ2倍で攻撃可能。
ムーランドはノーマル技/悪技/格闘技or地面技の構成で全てのポケモンに一致等倍orサブ2倍で攻撃可能。
ルガルガンは格闘タイプやカバルドンが流行るとやや抜きにくいですが、素早さは他の天候エースと比べても圧倒的。
4.晴れパーティ
ひでり:キュウコン/コータス
ようりょくそ:ドレディア/モジャンボ/リーフィアなど
フラワーギフト:チェリム
サンパワー:キマワリ
砂パと同じく始動役を選べ、サポートに秀で天候の取り合いに強いコータス、悪巧みによる爆発力を持つキュウコンとどちらも強力。
始動役&晴れエース双方にとって厄介なヒードランや複合ドラゴンがいない環境なのは嬉しい所。
晴れエースで目を引くのはドレディアか。飛行や鋼の層が薄いため草/ノーマルの技範囲でだいぶ動きやすそうです。
5.霰パーティ
ゆきふらし:バイバニラ
ゆきかき:ツンベアー
オーロラベール:レジアイス/フリージオ/グレイシア
天候始動役と天候エースがどうにか揃います。
バイバニラのフリーズドライ+ふぶきの範囲が優秀。
Aキュウコンのようにオーロラベールの即時展開ができないのは歯がゆいところ。
6.積み構築
積みエース:ポリゴンZ/オノノクス/ドレディアなど
バトン:イーブイ/サクラビス/ハンテールなど
サポート:カバルドン/バルビート/ニャオニクスなど
積みサイクルにしても積みバトンにしても、全抜きを狙う上で障害となるミミッキュの不在は大きいです。
さわぐにより対オニゴーリ性能も合わせ持つポリゴンZ、通常環境で使用率の高い鋼やフェアリーが軒並み使用不可のため動きやすいオノノクスあたりは強力そうです。
起点作り要員も粒揃い。
7.トリックルーム
エース:ガラガラ/ラムパルド/デカグース/コータスなど
始動役:クレセリア/サマヨール/カクレオン/フレフワンなど
トリルターンを消耗させてくるミミッキュ/バシャーモ/ギルガルドが不在なのはトリパにとってありがたい。
単タイプのトリルアタッカーとしては頑丈タスキに強いガラガラが目を引きます。また、このルール下での最終進化ポケモンの中ではコータスが最遅です。
トリル始動要員の選択肢はエスパー勢を筆頭に豊富。
8.耐久ポケモン
物理受け:モジャンボ/ママンボウ/カバルドンなど
特殊受け:ラッキー/ハピナス/カビゴンなど
どちらでも:クレセリア/ポリゴン2/ピクシー/ランクルス/ゴチルゼル/ブラッキーなど
耐久ポケモンにも強力(凶悪?)なメンツが揃います。
ただし、グライオン/エアームド/ドヒドイデのような毒に強い耐久ポケモンは限られるため、毒々を仕込むことである程度の対策にはなりそうです。
かげふみゴチルゼルやマジックガードのピクシーランクルスあたりは積ませ性能が高いため要注意か。
9.毒びし
どくびし:アギルダー/ゲコガシラ/ダストダスなど
オニゴーリや耐久ポケモンに刺さる毒びし。
毒びしを回収できる毒ポケモンがアーボック/ダストダス/ハブネーク/ベトベトン/マルノームと非常に限られ(マタドガスは浮いているため回収できない)、毒びしの効かない飛行や鋼の層が薄いのがポイント。
アギルダーや変幻自在ゲコガシラは毒びしを撒けるだけでなくタイプ一致で浮遊エスパーの弱点をつけるのも高評価。
このルールでは何気にゲコガシラがアギルダーに次ぐ速さのどくびし使い。