ドクロッグの種族値/特性/弱点
毒闘という固有タイプに特性かんそうはだによる独特な耐性が持ち味の毒蛙ちゃん。毒にならず水無効である点を活かし、耐久ポケモンや特殊水の相手をすることを意識した調整例です。
ドクロッグ
種族値
83 | 106 | 65 | 86 | 65 | 85 |
特性:きけんよち/かんそうはだ/どくしゅ
タイプ:どく/かくとう
4倍 | エスパー |
---|---|
2倍 | じめん/ひこう |
等倍 | ノーマル/ほのお/みず/でんき/ゴースト/ドラゴン/はがね/フェアリー |
1/2 | くさ/かくとう/どく/いわ/あく |
1/4 | むし |
無効 |
※特性「かんそうはだ」によりみず無効、ほのお1.25倍
ドクロッグの調整・技構成
特性 | かんそうはだ |
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性格 | いじっぱり |
持ち物 | くろいヘドロ |
努力値 | H148 B4 A108 D244 S4 |
特殊水への役割を持つためHDベースの努力値振り。
技 | 備考 |
---|---|
ダストシュート | 最大打点。水妖に。 |
ドレインパンチ | 低威力ながらも回復効果は優秀。 |
はたきおとす | 交代読みやポリ2に。身代わりと合わせてギルガルドにも。 |
みがわり | 流し際や耐久ポケモン相手に。 |
先制技も挑発も地震も積み技も欲しい…。技スペースが5つ欲しい…。
ダメージ計算
後日加筆(主要な仮想敵への確定数は考察に有り
ドクロッグの考察・立ち回り
独特な耐性による独特な役割範囲。
…ですが耐久の低さが祟って色々な面でギリギリです。
DかAがあと少し高ければ…と思わずにはいられない。
役割対象①水妖(カプ・レヒレ、アシレーヌ、マリルリ)
H振りマリルリ&H振りアシレーヌはダストシュートで確定1発。
H振りカプ・レヒレは25%の乱数1発とダストの命中不安も合わさり不安な確率ですが、C特化レヒレのムーンフォースはドクロッグに対し確定3(ヘドロ込み)なので他2体と比べ受けに余裕があります。
水妖に有利な点は、ドクロッグと同じく水無効特性持ちの格闘であり、両生類仲間でもあるニョロボンとの差別化点です。
役割対象②ゲッコウガ
蛙仲間であり、受けにくいゲッコウガもドクロッグなら比較的有利です。
じんつうりき持ちのゲッコウガは3%しか存在しないらしく(記事作成時点)、冷凍ビーム以外の水悪毒草闘岩虫の範囲は悉くドクロッグに通りません。
命の珠持ち冷凍ビームのみヘドロ込みで高乱数2発(75%)を取られるため注意が必要ですが、命の珠持ちは1割程度しか存在しないほか、氷技以外の技を誘う立ち回りでカバーできる範囲だと思います。
冷凍ビームを耐えてしまえば、返しのドレインパンチでごっそりHPを吸って倒すことができます。
タスキ持ちを想定すると先制技が欲しいですが、技スペースが足りません。とはいえ、タスキ持ち相手の殴り合いなら先制技がなくともドレパンヘドロの回復と合わせて余裕を持って殴り勝てます。
また、激流ゲッコウガは変幻自在と比べ冷凍ビームの火力が大きく落ちる&いくら水技の火力が高かろうと無効化できることから、ドクロッグのカモになります。
役割対象③ポリゴン2
身代わりがC4振りポリゴン2の冷凍ビームを高確率で耐えます。
はたき後のドレパンでも低乱数2発であったり、アナライズやCに振ったポリゴン2の冷凍ビームは身代わりが耐えなかったり、追加効果を引かれたり電磁波をもらうと運が絡みますが、一応は有利よりか。
その他
テンプレ構成のドヒドイデ(熱湯/毒々/自己再生/黒い霧)はドクロッグになすすべがありません。
ただし、今回の育成論のドクロッグからの有効打もないため、倒したいなら地震や挑発が欲しいところ。
また、毒々が効かない格闘であるためラッキーハピナスにも有利ですが、受けループに入っている彼女らのバックにいるグライオンやエアームドは厳しいです。
身代わりを搭載することで、一致技の通らないギルガルドに対してもヘドロ+はたきで突破の芽が生まれます。
総評
色々と数値や技スペの足りないポケモンですが、見た目通り(?)渋い活躍ができるポケモンだと思います。
今回採用しなかった先制技や積み技、ちょうはつなど、カスタマイズ性にも富んでいます。
余談として、蛙パを組む際は独特な攻撃範囲により大事な存在であるものの、蛙ポケモンは全体的に水に強いので水無効耐性は活かしづらいです。
蛙系ポケモンにはすいすいガマゲロゲ&ニョロボン、あめふらしのニョロトノが存在することから、乾燥肌を能動的に活かしてあげるといい感じ。
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