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【ポケモンUSUM】輝石ニャヒートの育成論【いかく+とんぼがえり】

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ニャヒートの基本情報

ニャヒートで検索しようとすると、検索候補に「立つな」と出ます。願いも虚しく進化すると直立してしまいますが、四足のままでも戦えます。

素早さ種族値90はガオガエン(60族)よりも早く、第七世代の御三家全体の中でも最速だったりします。

ニャヒート

種族値

65 85 50 80 50 90

特性:もうか/いかく

タイプ:ほのお

4倍
2倍 みず/じめん/いわ
等倍 ノーマル/でんき/どく/かくとう/ひこう/エスパー/ゴースト/ドラゴン/あく
1/2 ほのお/くさ/こおり/むし/はがね/フェアリー
1/4
無効

 

ニャヒートの調整・技構成

特性 いかく
性格 おくびょう(S↑A↓)
持ち物 しんかのきせき
努力値 H20 B92 C188 D4 S204

元の数値は低いものの、しんかのきせき&いかくで物理耐久は並みのポケモン以上にあります。

Sは準速ミミッキュ抜き。いかくを入れつつ上からとんぼがえりでキノガッサのタスキやミミッキュのばけのかわを削るのはガオガエンにもウインディにもできない芸当です(スカーフガオガエン除く)

CはオーバーヒートでH振りメガクチート確定1発の火力を確保。残りは耐久に。

 

備考
オーバーヒート 最大打点。炎弱点には十分な火力。
とんぼがえり ウインディは覚えない。いかくやオバヒと高相性。
ちょうはつ ウインディは覚えない。ガオガエンより素早く使いやすい。
おにび ふいうち読みや、炎技を受けに来る岩や竜に当てたい。

 

ダメージ計算

与ダメージ

オーバーヒート

HD特化ナットレイに112.7〜132.5%(確定1発)

無振りカプ・ブルルに108.9~129.6%(確定1発)

H振りメガクチートに100.6〜119.7%(確定1発)

無振りメガメタグロスに90.3~108.3%(50.0%の乱数1発)

H振りテッカグヤに74.5〜88.2%(確定2発)

 

被ダメージ

※特に記載がない限りいかく(相手の攻撃1段階ダウン)込みでの計算

A特化メガクチートのじゃれつく 32.8〜39.1%(99.8%の乱数3発)

A特化メガクチートのはたきおとす 47.5〜56.6%(86.7%の乱数2発)

A特化メガクチートのふいうち 34.9〜41.2%(確定3発)

A特化メガクチートのふいうち(きせき無し) 51.7〜61.5%(確定2発)

※後出し時にはたきおとすを受けた場合、ふいうち読みの鬼火が成功すれば次ターンに火傷込みのふいうちを耐えてオバヒで突破可能

 

A特化ミミッキュのミミッキュZ 31.4〜37.7%(85.9%の乱数3発)

A特化ミミッキュのシャドークロー 23.7~29.3%(99.0%の乱数4発)

A+1陽気ミミッキュのZシャドークロー 95.1~113.2%(75.0%の乱数1発)

※最速かつゴーストZ持ちでない限り後出しからとんぼがえりや鬼火ができる

 

A特化カプ・ブルルのフィールド下ウッドハンマー 37.7~45.4%(確定3発)

 

ニャヒートの考察・立ち回り

進化前ポケモンながらもそれなりの素早さと火力、豊富な技と優秀な特性を持っており、それら一つ一つのかみ合いもよいです。

ライバルとしては進化先であるガオガエンや炎単タイプの威嚇持ちであるウインディの存在が気がかりですが、ガオガエンとは素早さと耐性、ウインディとは技で差別化できます。

火力と耐久ではきせきを持っても上記2体に劣るため、素早さと技を活かして柔軟に立ち回りたいところ。(特殊火力に関してはガオガエンと同等)

考察1:先制とんぼがえり&ちょうはつ

今回の調整のニャヒートは準速96族(最速83族)まで抜くことがてきます。

準速ミミッキュ、準速ランドロス、最速メガハッサム、最速カプ・ブルル、最速キノガッサ、最速テッカグヤなど、ガオガエン(60族)ではスカーフを持たせないと抜けないメジャーポケモンが多数存在しています。

素早い威嚇炎タイプとしてはニャヒートより速いウインディ(95族)の存在がありますが、とんぼがえりと挑発の習得によりニャヒートは先発適性が高く、ウインディとは異なる立ち回りが可能です。

準速ミミッキュやキノガッサの上からとんぼがえりをしかけられるのは大きな強み。

考察2:ガオガエンとの耐性の違い

ガオガエンとの耐性の違いが活かせる相手(技)の例

キノガッサ(マッハパンチ)、カプ・ブルル(ばかぢから)、ミミッキュ(じゃれつく、ミミッキュZ)、メガクチート(じゃれつく)、ハッサム(虫技)など

ガオガエンとは耐性が異なるため、繰り出しやすい相手・状況は変わってきます。霊悪超耐性がない代わりに、闘虫妖にはニャヒートの方が繰り出しやすいため、それらの技を誘うポケモンとの補完においてはガオガエンより優秀です。特にミミッキュの最大打点であるフェアリー技を半減で受けられるのは嬉しいところですが、ハッサムやクチートのはたきおとすは追加効果も含めて痛い攻撃となります。

基本的に貴重な霊悪耐性を持つガオガエンの方が他のポケモンと相性補完を取りやすいため、この耐性の違いは差別化点ではありますが優位点と言えるかは怪しい所。悪タイプと組むなどパーティ構築の段階で耐性の違いを活かす必要がありそうです。

ウインディとは耐性面での違いはありませんが、先述の通り習得技の違いによる立ち回りで差別化可能です。

 

総評

上手く立ち回ればガオガエンやウインディ以上にパーティの潤滑油として活躍してくれることでしょう。

単純なスペックではガオガエンやウインディの方が優秀であり、ニャヒートは彼ら以上にサイクル回しや補助技を駆使した立ち回り、パーティ構築が求められます。

この育成論ではミミッキュを意識しすぎて準速ミミッキュ抜きにとどめるS調整ですが、Sに振り切って準速100族を抜いてもいいかもしれません。

 

余談ですが、霊獣ランドロスやレントラーと威嚇とんぼるパーティを組むと大変見栄えが良いです。

 

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