トロピウスの基本情報
努力値振りではお世話になりました。何か見覚えある種族値配分だなぁと思ったらアマルルガを一回り以上弱くしたような種族値をしているんですね。
トロピウス
種族値
99 | 68 | 83 | 72 | 87 | 51 |
特性:ようりょくそ/サンパワー/しゅうかく
タイプ:くさ/ひこう
4倍 | こおり |
2倍 | ほのお/どく/ひこう/いわ |
等倍 | ノーマル/でんき/こおり/エスパー/むし/ドラゴン/あく/はがね/フェアリー |
1/2 | みず/かくとう |
1/4 | くさ |
無効 | じめん |
トロピウスの調整・技構成
特性 | しゅうかく |
性格 | おだやか |
持ち物 | ラムのみ |
努力値 | H244 D252 S12 |
持ち物が定番のオボンやアッキタラプではなくラムなのは毒守ガルド対策。
HDはギルガルドのC特化Zシャドボ+無振りかげうちを耐えられるライン。Sは4振り50族抜き抜き。
技 | 備考 |
やどりぎのタネ | ミストフィールド下でも有効で鋼や毒にも通るダメージソース |
どくどく | 草に通り交代後も残るダメージソース。宿り木と重ねがけも。 |
はねやすめ | 岩氷耐性の変化が嬉しい回復技 |
ふきとばし | 起点化回避に必須 |
最初は攻撃技の検討もしましたが、悲しい火力だったためいっそ補助技のみの構成にしました。ちょうはつは勘弁してください。
ダメージ計算
攻撃技がないため被ダメージのみ。
C特化ギルガルドのシャドーボール 32.6~38.5%(98.6%の乱数3)
無補正無比りギルガルドのかげうち 19.0~22.4%
※シャドボ×2(=Zシャドボ)+かげうちを確定で耐える。
無補正C252振りカプ・コケコのフィールド下10万ボルト 36.5~42.9%(確定3)
無補正C252振りカプ・コケコのめざめるパワー氷 42.9~52.6%(9.3%の乱数2発)
※対面からなら宿り木を入れれば受けきれる。
無補正無振りカバルドンのこおりの牙 62.4~74.1%
無補正無振りカバルドンのがんせきふうじ 28.2~34.1%
※どちらも先制はねやすめ時は半減。
コンセプト・立ち回り
どうにか他の収穫組にできないことをしようと迷走した末の産物。
収穫+耐久を考えた結果、ライバルの収穫組の優秀さを思い知りました。
・オーロット…合計種族値はトロピウスより少し高い程度だか、配分に無駄が少なく非常に優秀な耐性。削り手段には物理アタッカーを機能停止に追い込む鬼火と防ぎにくく削り速度の早い呪いを使用可。種族値の関係上トロピウスのリーフブレードよりオーロットのウッドホーンの方が火力もあり、回復効果も優秀。
・ナッシー(原種)…合計種族値が高く、オーロット同様キノガッサに強い耐性。Cの高さから無振りでも結構な火力が出るほか、めざパでピンポイントの対策もしやすい。粉技、催眠術により交代先への嫌がらせ性能も高い。はねやすめより使いにくいとはいえ高速再生技である光合成習得可。
・ナッシー(アローラ)…原種と異なり氷四倍を抱えて氷技に弱くなったが、それはトロピウスも同じなので優位点にはならない。原種同様に高い火力を有するほか、電水1/4や炎等倍の耐性、かえんほうしゃの習得によりトロピウスより役割対象を定めやすい。収穫組の中で最鈍である点はトリックルームで活かすことが可能。
三体ともおみとおし+トリックルームによりパーティの始動役を担う選択肢があるのも強い。対するトロピウスのようりょくそは…。
最初はトロピウスならではの優秀な積み技を駆使することも考えたのですが、積んでも遅い&火力が足りないため諦めました…。
A種族値はジュナイパーの進化前であるフクスロー(A75)にも劣ります。あちらはブレバを覚えるので飛行技の火力は種族値以上に突き放されます…。
…というわけで、ライバルと比べ圧倒的に低い攻撃性能は攻撃技を不採用とすることで誤魔化し、霊悪等倍と特殊耐久を活かしてピンポイントな特殊受けという道を選びました。
高めの特殊耐久+ラムの実+収穫により、ギルガルドが毒守型だろうとゴーストZ型だろうと後出しできます。しかしS下降補正でない個体はきつい、物理型は無理、シャドボの追加効果を引かれても辛い、と不安定さは否めません…。
他にはカバルドンのあくびループを受け付けない点が優秀。ふきとばしorほえるで再びループをしかけられても収穫で再度状態異常耐性を得ることができるのは単なるラム持ちとは異なる個性で、ステロふきとばしによる定数ダメージも宿り木を入れれば誤魔化せます。ちなみにトロピウスにふきとばしがないとカバルドンに出て行ったところで普通にエースが出てきて起点化されるだけなので注意。
また、地球投げ確定5の高いHPとラム収穫によりラッキーに強い…ように見えますが削り速度が遅すぎて交代で容易に対処されます。
総評
覚える技は個性的ですが、それを活かす地力が足りません。次世代以降のテコ入れに期待。
かなり無理のある育成論になってしまった感もあるので、いつかリベンジしたい。
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