オコリザルの基本情報
特性まけんきと絶妙な素早さ、優秀な技範囲が光るお猿さん。現在オコリザルの主流と思われるスカーフ型の育成論。
オコリザル
種族値
65 | 105 | 60 | 60 | 70 | 95 |
特性:やるき/いかりのつぼ/まけんき
タイプ:かくとう
4倍 | |
---|---|
2倍 | ひこう/エスパー/フェアリー |
等倍 | ノーマル/ほのお/みず/でんき/くさ/こおり/どく/かくとう/じめん/ゴースト/ドラゴン/はがね |
1/2 | むし/いわ/あく |
1/4 | |
無効 |
オコリザルの調整・技構成
特性 | まけんき |
---|---|
性格 | いじっぱり(A↑C↓) |
持ち物 | こだわりスカーフ |
努力値 | H4 A252 S252 |
最速スカーフランドロスや準速テテフの上を取れる陽気か、ゲンガーやコケコに高乱~確1が取れる意地っ張りかは選択。
今回は意地っ張りで考察します。
耐久は元々紙であり、インファイトでさらに耐久が落ちるため、努力値は特に調整もなしのASぶっぱ。
技 | 備考 |
---|---|
インファイト | 一致技。耐久は元々紙。 |
れいとうパンチ | 対ランドロス/ボーマンダ。 |
ダストシュート | 対フェアリー。特にコケコ/テテフ等。 |
じしん | 対クチート/ゲンガー/ギルガルド等。 |
こだわりと相性が良くミミッキュから逃げる際に有効なとんぼがえり、ギャラドス用のかみなりパンチ、カミツルギへのほのおのパンチ/オーバーヒートなどなど技候補は非常に豊富です。
ダメージ計算
与ダメージ
※まけんき非発動時のダメージ
インファイト
H振りガオガエンに105.4〜125.3%(確1)
H振りメガバンギラスに133.3〜158.4%(確1)
無振りメガガルーラに107.7〜127.7%(確1)
H振りメガガルーラに91.5〜108.4%(50%の乱1)
れいとうパンチ
無振りガブリアスに93.9〜111.4%(62.5%の乱1)
H振りランドロスに91.8〜108.1%(50%の乱1)
無振りメガボーマンダに77.6〜91.7%(確2)
※いずれもまけんき発動で確定1発
ダストシュート
無振りカプ・コケコに102〜121.3%(確1)
無振りカプ・テテフに113.1〜133.7%(確1)
H振りカプ・ブルルに131〜155.9%(確1)
無振りカプ・レヒレに80〜95.1%(確2)
じしん
無振りメガゲンガーに96.2〜114%(75%の乱1)
H4振りアーゴヨンに93.9〜111.4%(62.5%の乱1)
H振りメガクチートに57.3〜68.7%(確2)
※まけんき発動時は12.5%の乱1
H振りウインディに65.9〜78.1%(確2)
※まけんき発動時は87.5%の乱1
オコリザルの考察・立ち回り
何気に技のデパートなお猿さん。
猿仲間であるゴウカザルも相当な技レパートリーですが、オコリザルはれいとうパンチを習得する点が偉いです。
特性まけんきと合わせてボーマンダやランドロスを狩ることが可能になります。
オコリザルにとっては悪くない?フェアリー環境
格闘タイプ全体が向かい風の環境ですが、オコリザルはそもそも殴り合いやサイクル戦に向かない種族値とタイプであり、優秀な技範囲により攻撃を受ける前に相手を倒したいポケモン。
そしてオコリザルは格闘タイプの中でも珍しいダストシュート習得者であり、環境に増えたフェアリーもダストで倒せるならむしろ有利。
さらにいかく持ちは前世代と同等以上に採用されており、まけんきが活きる機会にも恵まれています。
ただしミミッキュは厳しい相手。
ミミッキュを重く見るならとんぼがえりを採用することで、偶発対峙の際に皮を剥ぎつつ逃げることができます。
総評
種族値的には力不足感は否めませんが、フェアリー環境や威嚇持ちの採用率の高さにより他の格闘タイプにはない強みが前世代以上に明確に発揮しやすくなっていると思います。
ちなみに、夢特性まけんき/単格闘/ダストシュート/とんぼ返りと色々似ているサル仲間であるナゲツケサルは三色パンチを覚えないため差別化は容易。本当に器用なおサルさんです。
繰り出し性能は皆無で火力も物足りないため、いかに威嚇持ちと対峙させるか、交代先を読むかが大事になります。
逃げるべき相手は増えるものの、とんぼがえりを採用したほうが立ち回り上は動きやすくなるはず。
その他のポケモンの育成論一覧はこちら
かくとうタイプの育成論一覧はこちら